Mg(マグネシウム)と呼吸器・循環器疾患の関係
マグネシウムは最近現代人にとって大切なミネラルです。
カルシウムはみなが意識してとり始めているためここ最近は摂取量が増加していますが
マグネシウム摂取量はここ最近もあまり昔と摂取量は変わっていないと言われてます。
Mgが不足するとどのような症状が出現するのでしょうか?
イライラしやすくなった、眠りが浅い、肩こりが取れない、疲れが抜けない、気持ちが落ち着かない、そんな変化を感じやすくなります。
それを年齢やストレス、性格のせいだと思って我慢している方はとても多いのですが、実はそれらの症状は「マグネシウム不足」が原因で起こっていることがあるのです。
マグネシウムは体にとって非常に重要なミネラルの一つで、私たちの体の中で300種類以上の酵素反応に
関わっています。
特に神経と筋肉の調整、心の安定、血圧の調整、ホルモンバランスの維持などに深く関係しています。
しかし現代人の多くは、知らないうちに慢性的なマグネシウム不足に陥っています。
マグネシウムは「ゆるめるミネラル」と呼ばれています。
筋肉の緊張を緩め、神経の興奮を鎮め、心と体をリラックスさせる働きがあります。
反対に、マグネシウムが不足すると、体は常に緊張モードになり、交感神経が優位な状態が続きます。
その結果、イライラ、不安、不眠、動悸、肩こり、頭痛、疲れやすさなどが現れやすくなります。
特に「理由もなく不安になる」「人に優しくできなくなった」「些細なことで怒ってしまう」という方は、
性格の問題ではなく、神経のブレーキ役であるマグネシウムが足りていないだけかもしれません。
実際、怒りっぽさや情緒不安定さとマグネシウム不足の関連は、医学的にもよく知られています。
また、マグネシウムは睡眠の質にも大きく関係しています。
マグネシウムはリラックスホルモンであるGABAの働きを助け、深い眠りを促します。
年齢を重ねると眠れなくなるのは自然なことだと思われがちですが、
実際には「年齢のせい」ではなく「マグネシウム不足」のことも少なくありません。
女性にとってマグネシウムは特に重要です。
月経前にイライラする、頭痛が起きる、むくみやすい、眠れない、気分の波が激しいといった
PMS(月経前症候群)症状の背景には、マグネシウム不足が隠れていることが多くあります。
また、生理痛や月経困難症、更年期の不調にも深く関与しています。
さらに、マグネシウム不足は循環器系の病気とも関係しています。
高血圧、不整脈、動悸などの症状は、マグネシウムが足りないことで悪化することがあります。
マグネシウムは血管を広げ、心臓のリズムを整える働きがあるため、
慢性的に不足するとこれらの症状が出やすくなります。
呼吸器の病気との関連も指摘されています。
気管支喘息は気道の筋肉が過剰に収縮することで起こりますが、マグネシウムには気管支を拡張する作用があります。そのため、マグネシウムが不足すると喘息発作が起きやすくなることが知られています。
ではなぜ現代人はマグネシウム不足になりやすいのでしょうか。
まず、白砂糖の摂取が多いことです。
砂糖を代謝する際にマグネシウムは大量に消費されます。
また、アルコール、カフェイン、ストレスもマグネシウムを消耗します。
さらに、汗をかくことでマグネシウムは体外に失われます。
夏場や運動習慣のある方、サウナが好きな方は不足しやすい状態です。
加えて、現代の土壌はミネラルが枯渇しており、
昔と比べて野菜や穀物に含まれるマグネシウム量が減っていることも影響しています。
つまり、普通に食事をしているだけでは、必要量を満たせない人が増えているのです。
マグネシウムを多く含む食品としては、ナッツ類、豆類、海藻、雑穀、玄米などがあります。
特にナッツは手軽に取り入れやすく、間食としても優れた食品です。しかし、食事だけで十分な量を補うのは難しいことも多く、その場合は補助的な方法も考えてよいでしょう。
その一つが「にがり」です。
にがりは塩を作る過程で得られる液体で、マグネシウムを豊富に含みます。
味噌汁やご飯を炊くときに少量加えるだけで、日常的にマグネシウムを補給できます。
もう一つの方法が「エプソムソルト入浴」です。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムを主成分とし皮膚からマグネシウムを吸収することができます。
特に夜に足がつる方、眠りが浅い方、緊張が抜けない方にはおすすめです。
マグネシウムを補うことで、「性格が変わったように感じる」という方も少なくありません。
実際には性格が変わったのではなく、神経が落ち着き、本来の穏やかな自分に戻っただけなのです。
イライラや不安は意志の弱さでも、心の問題でもなく、栄養不足という身体のサインであることは
忘れてはいけないチェック項目です
私たちは、心の不調をすぐに「精神の問題」として考えがちですが、まず体の土台を整えることがとても重要です。
マグネシウムはその土台を支える中心的なミネラルの一つです。
もし今、理由の分からない不調を感じているなら、一度「マグネシウム不足かもしれない」という視点で自分の体を見つめ直してみてください。
食事を少し見直し、砂糖を減らし、必要であればにがりや入浴を取り入れるだけで、
心と体は驚くほど変わります。
是非一度手軽な気持ちで試し始めてください。

喘鳴(ぜんめい)の症状と病気 – 大阪市西区 西大橋・本町・心斎橋・四ツ橋の内科・呼吸器内科・循環器内科 みんな幸せクリニック


