咳喘息・喘息にご注意を

季節の変わり目に多い喘息や咳喘息。
どうしてもアレルギーが起こりやすい
この時期に特に多くなります。
慢性の咳(2週間以上)が続くときは要注意です。
咳喘息はぜいぜい、ヒューヒューという喘鳴がなく、
咳だけの喘息です。
ひどくなると一般的な喘息に移行することもあります。
喘息になってしまうと完治まで時間がかかるようになります。

そのため咳だけなので様子をみておこうというのは考えものです。
一度はそれが、咳喘息なのかどうかチェックしましょう。

僕たち専門医が診断するポイントは季節と時間。
花粉症などが起こりやすいシーズンに悪化したり、
明け方にかけて悪化する咳や喘鳴はやはり咳喘息や喘息を疑います。

最近ではコロナ禍での消毒剤の使用増加が、
(米イリノイ大学シカゴ校 Kamal.Eldeirawiら)
喘息悪化にも影響しているという論文もでてています。
消毒剤の代替品としては、酢、水、食器用洗剤、
濃度70%のアルコール、過酸化水素水(オキシドール)などが考えられると
述べられています。
そのため、当院でも、コロナ対策には体に優しい特殊な消毒剤を推奨しております。

その他、不規則な生活、マグネシウム不足、
ストレス(とくに言いたいことが言えず我慢しなければならないというストレス)も
悪化の一因となります。

大阪は緊急事態宣言も出されることになったので、
まだまだ我慢が強いられそうでストレスもたまる状況が続きます。
思い当たる方は、是非、早めの対策をご検討ください。

https://pmc.carenet.com/?pmid=33385592