コロナ後遺症に対応します(コロナ後遺症外来)
コロナ感染症患者さんを診察していると、特に肺炎まで至った方は
その後もだるさや、呼吸がしんどい、体が鉛のように思い、体力が戻らない、
味覚や嗅覚障害がある、食欲が戻らないなどを長期にわたり訴えることが多いです。
これを一般的にはコロナ後遺症といいます。
もちろん症状は少しずつは改善しますが、この後遺症の症状が
長いときには数か月以上も症状が続いてしまいます。
しかし現時点では、それらに対してあまり有効な手段がなく、
このような症状も様子をみながら、ごまかして過ごしていくほかないとされています。
そこで当院では漢方薬(保険適応)と周波治療(こちらは必要に応じて、保険外診療)の
組み合わせで、治療介入を行ってコロナ後遺症に対しての治療を行っています。
周波治療は、体にパッドを貼って1-2時間過ごすだけの治療で、多くの患者さんは
気持ちよくて眠ってしまうようです。
平均2、3回ほどの通院治療でその不快な症状をかなり改善させることに成功していています。
つらい症状が残ってお困りの方や周りで苦しんでいらっしゃる方がいらっしゃるという方は
是非お気軽にご相談ください。